家事の合間に、気軽にチャレンジ♪ ママの手作り体験記

Vol.18 手作り織り機で仕立てるオリジナル鍋敷き

あっという間に出来上がり♪簡単織り機と手織り鍋敷き

冬の食卓に、可愛い脇役を!簡単織り機と端切れ布で鍋敷き作り。

01.手織り鍋敷きにチャレンジ! 02.織り機を使ってどんどん作ろう♪ その他の作品とお店のご紹介
01.手織り鍋敷きにチャレンジ!

コルクボードにタコ糸を巻き付けたら、端切れ布で作った糸を通していくだけ!
とっても簡単な工程で、冬にぴったりな鍋敷きの完成です♪

100均のコルクボードが織り機に変身?!
Lesson1.織り機を作る

身近な場所で手に入るモノを使って、織り機作りをスタート!

コルクボードの短い方の辺の裏と表、上と下すべてに1cm刻みの印をつけます。

印をつけた場所にカッターナイフで切り込みを入れ、溝を作ります。刃を斜めに入れると、溝が出来やすくなりますよ!

とっても簡単に織り機が出来ました!

ガムテープでタコ糸を固定し、端の溝から順に巻き付けていきます。最後もガムテープで固定したら、織り機の準備が終わり!

Check! 先生のワンポイントアドバイス

タコ糸が緩んできても、その都度張り直してあげれば問題ありません。すべて同じ力加減で巻き付けるようにしましょう。最後は、他の糸にガームテープがかからないように注意してくださいね。

Lesson2.端切れ布で糸を作る

余った布や、サイズが小さくなった子供服などを裂いて、糸にしましょう♪

端切れ布の端に1.5〜2cmほど切り込みを入れます。

思い切り手で引き裂きましょう!

今回は2種類の端切れを裂いて、糸にしました。

Check! 先生のワンポイントアドバイス

糸の組み合わせは無地や柄物など、いろいろ試してみてください。使えそうな端切れ布は日頃から捨てずに取っておくのがおすすめです。端切れ布が手元にない場合は、手芸屋さんで手に入れられますよ。

端切れ布を再利用するなんてエコですね♪
Lesson3.布を織る

いよいよ織り物にチャレンジ!通して、ねじって、寄せて……を繰り返せばOKです!

割り箸を使ってタコ糸を一本飛ばしにすくい、立ててすき間を作ります。

割り箸で出来たすき間に端切れ布で作った糸を通し、10〜15回ねじりながら山型にしましょう。

手で下の方に寄せて、真っすぐにします。

横に通した糸の端は、一番外側のタコ糸に巻き付けておきましょう。これで一段目が完成です。

今度は最初とは逆の順にタコ糸を割り箸ですくいます。(例:最初に偶数列をすくったら、次は奇数列)

一段目と同じように端切れ布で作った糸をねじりながら通します。このようにどんどん繰り返して行きましょう!

適当な長さを織れたら、もう1種類の端切れ布で作った糸にチェンジ。

最後まで織れたら、外側のタコ糸に巻き付けておきましょう。

2cm程度重ねるだけ♪
糸を変えたり、継ぎ足すときは?

途中で糸を変える場合や、長さが足りなくて継ぎ足す場合は、前の糸の終わりと次の糸の最初を2cm程度重ねて織ります。一段織り終わって、次に進めるほど糸の長さが残っていない場合は、一番外側のタコ糸に巻き付けておき、新しい糸で次の段をはじめるようにしましょう。

次にいけないときは巻き付けておきましょう!
Check! 先生のワンポイントアドバイス

糸をねじりながら通すのは、布としての強度を高めるため。一度山型にしてから詰めるのは、適度なゆとりを持たせてきれいな形をキープするためです。

同じ工程を繰り返すだけだから、簡単!
Lesson4.仕上げる

余分な糸をカットして整えましょう。完成はもうすぐです!

図の順番で端から2本ずつタコ糸をカットしていきます。

糸をカットする順番

カットした2本をしっかりと
結びましょう。

すべてのタコ糸を結べたら、はみ出た部分などをカットして完成です!

最後まで丁寧に丁寧に…!
Check! 先生のワンポイントアドバイス

せっかく丁寧に織った布がゆるんでしまわないように、タコ糸をカットするときはしっかり指でつまむのを忘れずに。

いろんなアレンジが楽しめます!

「食卓を彩る手織り鍋敷き」がついに完成しました!

色のアレンジを楽しんで!

端切れ布を通して、詰めて、通して、詰めて……。織り機を作りはじめて約1時間、織りはじめてから30分ほどで、可愛い鍋敷きが出来上がりました!最後にアクセントとして付けた革のタグも、とっても素敵。手織りならではのナチュラルな雰囲気が、冬の食卓を素敵に彩ってくれそうです。「店で売っているものもいいけれど、自分で手織りすれば、手間ひまをかけた分愛着もひとしお。さっそく今日から使いたいです!」とママもお気に入りのご様子。工程がとってもシンプルだから、休日にお子さんと一緒にチャレンジしてみるのもおすすめですよ♪

チャレンジママに感想を聞いてみました!

チャレンジママ

繰り返すだけで、とっても簡単。
子どもたちにいろいろ作ってあげたいです。

端切れ布を裂いて糸にするときは、少し力が要りますが、裂ける瞬間がスカッとしてストレス発散になりそうです(笑)。実際に織りはじめると、同じ工程の繰り返しなので、思っていたよりも簡単でした。材料も、子どもたちが着なくなった服などを裂いて使えば、環境にもお財布にもやさしいですね。今度は小さなポーチや、家族みんなのランチョンマットを織ってみたいです!

02.織り機を使ってどんどん作ろう♪